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フランス語で『真実らしさ』を指す言葉

【Vtuber】鷹宮リオンのクリぼっち救済配信に甚く感動した話

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本来ならば年明けからVtuberに関する記事をちまちま投稿しようと考えていた私ですが、彼女のクリスマス配信にとても感動したため、年の瀬ではあるけれども初投稿となる記事のほうを作製します。

初めて投稿する記事としては、筆者自身の簡単な挨拶や自己紹介を踏まえたVtuber業界全体を軽くさらったようなものがふさわしいかもしれませんが、兎にも角にも彼女のこの配信が私に記事を書けと、そう焚きつけてきたものだから仕方が無い。

 ポンコツ高飛車でツンデレ、そして恋に一途なお嬢様


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 有数の金持ちが集う魔法学校、私立帝華高校の2年生、17歳。政治家の娘で高飛車なツンデレタイプだが、学校では風紀委員に所属しており気さくな優等生を演じている。土日は社会見学の為メイド喫茶でバイト中。

引用元

http://nijisanji.ichikara.co.jp/member/

 鷹宮リオンは、いちから株式会社が運営するバーチャルライバーグループ『にじさんじ』に所属するバーチャルライバーの1人であり、金髪ツインテールと赤いリボンが特徴的な17歳の高校2年生です。同期の飛鳥ひなとともに魔法についての技能を学ぶため、将来を約束された者のみが入学を許される私立帝華高校に通っています(帝華組)。

 

彼女は超が付くほどのお嬢様であり、彼女の逆鱗に触れたものには容赦のない罵詈雑言が浴びせられます。酷いときには戸籍が抹消されてしまうとのこと。

しかしそのエリート属性に相反して、漢字が苦手だったり配信中にお煎餅を食べだしたりと非常に庶民的な趣向も備え、“お嬢様”としての彼女とのギャップにリスナーは知らず知らずのうちにトキめき、親しみを覚えていくことになります。

 

加えて彼女の大きな魅力の1つとなっているのが、放送中に度々見せるそのポンコツっぷりです。

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だってわかんないじゃん だって ねーそんなこと言ったって そんなこと言ったって分かんないもん 分かんないしねー

引用元

https://www.youtube.com/watch?v=xmSNPFpuvy4

つよつよPCを手に入れたお嬢様ではありましたが、実のところ具体的なスペックは認識しておらず、リスナーからの質問の応酬にふにゃふにゃになるリオン様は可愛い。つまるところ、彼女がそのPCをつよつよPCだと認識してしていればそれでいいのだ。

 

他にも3,150円をはたいてMinecraftを購入したには良かったが、それがWindows 10版であったため全くの無駄遣いになってしまった(他のにじさんじメンバーがプレイしているのはJava版であり、こちらのほうが一般的。Windows 10版とJava版ではマルチプレイを行うことができない)、『にじさんじゲーマーズ』のくんに対する失言、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALにてCPUを倒すことが出来ずマリオカート8 デラックスに無言で切り替えるなど、ポンコツエピソードには事欠きません。

 

彼女の知名度を大きく上げることになったのは、キリトライトノベルソードアート・オンライン』の主人公)に対する重度な彼女面が広く公になってからだと個人的には認識しています。

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開幕明らかに様子のおかしいリオン様を見たリスナーからは、「未亡人リオン様」「冠婚葬祭が一気に来た」などと言われ、彼女のキリトへの愛の深さが “マジ” なものであることを、多くのVtuberファンに知らしめることになりました。

 

相性ぴったり “でびリオン”

“でびリオン”とは、鷹宮リオンと、彼女と同じくにじさんじに所属するでびでび・でびるとのコラボのことです。

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最初のコラボは『League of Legends』(以下 LOL)。初心者であるでびでび・でびるに経験者である鷹宮リオンが教鞭を執り、プレイを通してLOLのあれこれを教える内容になっています。のちにこの2人(1人と1匹?)は宇森ひなこ椎名唯華湊あくあ(五十音順)とチームを組み伝説を残すのですが、この時点でそのことを予想できたものはリスナー含めいなかったでしょう。

 

2018年10月18日より開始した『くそざこMinecraft』では、お互いに知識が浅いこともありひたすら手探りでのプレイが続きます。多くのMinecraft実況は知識がある前提で進む場合が基本で、完全初見プレイはかえって新鮮に映りました。

 

この “でびリオン” でもリオン様のポンコツ具合は健在です。LOLではカスタム部屋のパスワードを息をするかの如く忘れ、Minecraftではゾンビやクリーパーを誤って自宅に招き入れてしまいます。それを見たでびでび・でびるは呆れ、持前の可愛らしい声で彼女に毒舌をふるう。

この気骨な反面お間抜けな失敗をたびたびやらかす鷹宮リオンと、悪たれ口をたたくが実はしっかり者なでびでび・でびるとの絶妙なバランスがリスナーの心を掴み、非常に人気のあるコラボとなっています。

 

「クリスマスの夜、いかがお過ごしでしょうか」

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 2018年12月25日、クリぼっち救済配信と称しリスナーから送られてきた「今年1番不幸だった話」を読みながら、同じくリスナーから送られてきたプレゼントを開封するという内容の配信が行われました。

 

今まで数々の愛らしいエピソードとともにリスナーを魅了していった彼女のもとには、多くのお便りとプレゼントが届きます。

今年1番不幸な話では受験に落ちた話から別れた彼女の家に監禁された話まで、リオン様のもとにはあらゆるジャンルの不幸な話が送られ、そして供養されました。どんなについてない話でも思いっ切り笑い飛ばしてくれるリオン様の懐の深さ(?)に、お便りを送ったリスナーはきっと元気づけられたに違いありません。来年は転じて皆さんに幸運が訪れんことを。

そして満を持してのクリスマスプレゼント開封ソードアート・オンラインのグッズはもちろんのこと、でびでび・でびるとおそろいになるストラップや、いつかパリに行った時のためにと(ずっとリオン様はお母様とパリ旅行することを夢見ている)、ルーブル美術館のガイドマップまで非常に粋なプレゼントが集まりました。プレゼント開封時の彼女の反応の気持ちよさには、見ている私たちまで不思議と嬉しくなるような力がありなんなら自ら送ってその当事者になりたいと心から思わせてくれるものでした。

 

筆者はこの配信で、改めてVtuberとリスナーの距離の近さを思い知らされることになります。もしかしたら、何処かですれ違ったことがあるかもわからないリスナーの不幸話を皆で共有し笑い、彼ら彼女らがリオン様に贈ったプレゼントに共に感激する。確かに “そこ” リオン様と、そして実体の見えないがいました。

 

あとがき

2018年が始まって直ぐに一大ブームとなったVtuberというコンテンツ。この勢いは2018年が終了間近になっても全く衰えることはありませんでした。たくさんのVtuberさんが大躍進を続け、さいたまスーパーアリーナで歌を歌ったり、地上波やインターネットテレビ局冠番組を手にした方もいらっしゃいました。

 

俗にいう “推し” がとても人気になって嬉しいと思う反面、彼ら彼女らがどこか遠くに行ってしまったように思われて、少し寂しく思うことも今までないわけではありませんでした。

けれどもそれは間違いだったようです。最初から今日まで、Vtuberさんたちと私たちの距離は変わらず、いや、先に書いたようにプレゼントや手紙が直接届いたり、最近ではオフラインでのイベントも増えているのだから、寧ろ近くなっているやもしれません。こんなことをリオン様のクリぼっち配信を見ながら感じていました。

 

生まれて20年、筆者はまともな文章を書いたことなんて片手で数えるほどの人間ですが、どうかこの熱量が、これを読んでくださった皆様まで届けばと思います。そしてみんなでリオン様をはじめとする多くのVtuberさんを追っていきたい、そう願わずにはいられません。 

 

さいごに、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。この記事を投稿したのち、筆者はVtuberの皆さんへの年賀状の作製に取り掛かろうと思います。このブログに次回があるかどうかはわかりませんが、もしあったらその時はご贔屓にしていただければと思う次第でございます。